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阿瀬渓谷の渓流
百畳がふち
阿瀬渓谷〜蘇武岳(往復)
 豊岡市・阿瀬キャンプ場(P)7:30…観瀑休憩所7:45…金山廃村9:00…金山峠10:00…蘇武岳11:30…(往路経由)…阿瀬キャンプ場15:00 〔歩数33,000歩〕 GPS軌跡

 観瀑休憩所に近い第二駐車場へは通行止めになっているので、手前の阿瀬キャンプ場(第一駐車場)に駐車しました。15分で登山口となる観瀑休憩所です。目の前に源太夫滝があり、水音がごうごうと渓谷に響いています。ここから、堆積している落ち葉を踏みしめ、初冬のふぜいを楽しみながら、渓谷の登山道を遡ります。時折り朽ちた落ち葉の甘〜い香りが漂い、官能を刺激します。

 渓谷の水量は豊かでしたが、思案橋〜取水ダム間は、復路の時間帯ではダムで取水されているため、往路ほどの迫力はありませんでした。

 
 
落ち葉のいい匂いが鼻孔をくすぐる
丸木橋 ちょっと勇気がいる
金山廃村のプレート
五右衛門風呂の釜

 阿瀬渓谷の中ほど(金山口から満願の滝まで)は阿瀬金山の廃村跡で、往時の隆盛が偲ばれます。説明板によれば、室町後期〜江戸中期にかけて「金山千軒、阿瀬千軒」と呼ばれるほどのにぎわいだったそうです。廃坑後は炭焼きなどで生計を立てていましたが、一軒減り一軒減りして、最後の一軒が村を後にしたのは、昭和37年(1962年)とのことです。
 500年の歴史を閉じた廃村跡には、五右衛門風呂の釜、石垣で区切られた屋敷跡、屋敷と屋敷ををつなぐ石段、収穫する人が居なくなった柿の木、生えるに任せた竹林などがあり、ひとの生活がごく最近まであったことをうかがわせます。

 阿瀬渓谷の源頭は金山峠。峠から急坂を登って尾根に取り付けば、あとは山頂まで比較的ゆるやかです。うっすらと雪化粧した稜線を往復しました。
廃村のメインストリート
金山峠〜山頂の尾根道
蘇武岳山頂
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