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六甲縦走
 2005/11/23

須磨アルプス・馬の背
須磨アルプス・馬の背
6:50須磨浦公園スタート地点(第1チェックポイント)
須磨浦公園スタート地点
2005KOBE六甲全山縦走大会 全行程56km
 
 山陽電鉄須磨浦公園駅6:50…菊水山11:40…摩耶山掬星台14:40…東六甲分岐点17:20…宝塚ゴール20:20…阪急電鉄宝塚駅 所要13時間30分 〔歩数67,000歩〕

 大阪湾に昇る朝日を見ながら須磨浦公園を出発。午前8時、横尾山で渋滞の最後尾に並びました。
 この縦走大会は2,000人という大勢の参加者のため渋滞は避けられません。案内冊子にも「渋滞が嫌な人は参加しない方がよいでしょう。狭い道での無理な追い越しはやめてください」と記載してあります。ほとんどの人は厳格にマナーを守ってくれていますが、中には破廉恥な人もいます。
 この日も、渋滞にじれたのか市外参加者用のリボンをつけた初老の男性が列を離れて行列の横を登っていきました。それを見た若者3人組が「ようやるーっ」「さすがに(あの真似は)ようせんなあ」と非難の声でささやきあっています。列の中から「順番ですよう」と注意する声も上がりました。その声を聞いた若者組は「俺もあんなふうに言える人になりたいな」と称賛していました。
6:59大阪湾の日の出
大阪湾
8:10渋滞の様子(横尾山)
横尾山

 須磨アルプスを下山すると、次は高取山。その次は菊水山、さらに鍋蓋山。それぞれの山頂から次の登るべき山が見渡せますが、そのためにはいったん下山しなければなりません。せっかく登ったのに「今の登りはなしヨ」とばかり下っていく縦走路は恨めしいばかりです。

 第2チェックポイントは菊水山山頂です。たくさんの人が食事したり休んだりしていますが、それを横目に先を急ぎます。昼食は歩きながらおにぎりを食べました。歩きながら食べるのが時間短縮の秘訣です。

 市ヶ原の桜茶屋前石段で心配していた左大腿筋のけいれんが起きました。その後、摩耶山自然の家と六甲ガーデンテラス手前でも発症し、そのたびごとに痛みの鎮まるのを待ちながら水分・糖分を補給して、だましだましで歩き続けました。

 中間点の第3チェックポイント・摩耶山掬星台ではホットレモン・サービスがあり、六甲山郵便局前では甘酒のサービスがありました。どちらもおかわりしていただきました。大感激です。
11:40菊水山(第2チェックポイント)
菊水山
再度山13:00再度山の紅葉 14:40ホットレモン・サービス(摩耶山掬星台・第3CP)
ホットレモン・サービス

 第4チェックポイント・東六甲分岐点で日没です。日が暮れると急に寒さが増し、手袋が必要となります。温度計は5℃を示していました。ヘッドランプはこの日のために新調した超高輝度LED(発光ダイオード)採用のランプです。従来品と比べ明るさが格段に違い、威力を発揮しました。

 東六甲分岐点から、右手梢越しに尼崎・大阪方面の灯りを見ながら下っていきます。この下りがとにかく長い。12kmもあります。この時点で歩き始めて10時間以上を経過しており、ほとんどの人は疲れきっていて黙々と下っていくのみです。ところが中にはここに至ってもおしゃべりに余念のない元気な若者もいます。前を行く青年組が言っていました。「この縦走を思いついた人は何と意地悪なんだろう」と。同感です。

 塩尾(えんぺい)寺からはアスファルト道ですが、足に響いて山道とは異なった辛さがあります。時々後ろ向きに歩いてみると、足首に余計な負担がかからず楽に歩けます。
 昨年と同じ所要13時間30分でゴール地点に到着することができました。疲れきりました。主催者の六甲全縦市民の会・神戸市と多くのボランティアの皆さんに感謝します。
17:20東六甲分岐点(第4チェックポイント)
東六甲分岐点
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