積雪のある登山道・露出した木の階段で登山道を確認
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大ナル新道から山頂へ・名草神社へ下る
養父市・大ナルわかれ道(P)8:00…大ナル新道…妙見山9:40〜10:10…妙見峠10:45…名草神社11:20〜12:20…大ナルわかれ道12:50―やぶ温泉 〔歩数15,000歩〕
GPS軌跡 現地案内図
養父市八鹿から石原集落を経て、妙見蘇武林道を車でどんどん登っていくと、名草神社の手前で左へ妙見キャンプ場への分かれ道があります。ここが「大ナルわかれ道」で、ここに駐車してキャンプ場方面に登って行きました。気温は17℃ですが、道端にはたくさん雪が残っています。キャンプ場管理棟の前あたりからは雪道になり、歩きにくい。ひばりの声が「ピーパイピー」「ピピ、ピピ、ピピ」と楽しそうです。
雪道は、どこが道か不明確です。足跡を見失わないように慎重に登りました。所々雪がとけ、木の階段が露出している箇所が見つかれば、道を間違えていないことが確認できてホッとします。杉の植林の中にブナが混じってくれば、まもなく山頂です。 |
妙見山山頂
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山頂(現地標識では1142m)の展望は今一つ。梢越しに氷ノ山がやっとのことで見える程度です。山頂北側の沼にザゼンソウが咲くそうですが、気づかないまま下山してしまいました。山頂近辺は積雪深1mの残雪に覆われていたので、きっとまだ深い雪の下に眠っているのでしょう。
下山は、妙見新道を妙見峠まで下り、峠から名草神社へ下りました。妙見峠では2体の石地蔵が雪に埋もれています。峠であることに気づかず一時通過してしまいました。
妙見峠からの下山道は、雪の上に杉の小枝が散乱しているうえに先達の足跡も不明瞭で、どこが道なのかよく分かりません。コンパスを頼りにやみくもに下っていくと登ってくる4人組と出会ったので、下山道であることが確認できました。それからは4人組の足跡をたどって名草神社へ下山しました。
名草神社は、三重塔とともに樹齢1500年と言われた大きな夫婦杉が有名でしたが、1991年9月の台風で倒壊してしまい、今ではその根株が保存されています。
境内でザゼンソウ(座禅草)をみつけました。 |
妙見峠・石地蔵が雪に埋もれている
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アオザゼンソウ(名草神社)
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