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氷ノ山1510m・赤倉山1332m 2009/04/05
草原斜面のトレースを振り返る
赤倉山を見上げる

氷ノ山越
赤倉山山頂
氷山命水〜氷ノ山越〜赤倉山〜氷ノ山

 鳥取県若桜町・氷ノ山自然ふれあい館(P)…氷山命水9:50…小ピーク10:45…氷ノ山越11:30…赤倉山12:00〜13:00…氷ノ山山頂14:30…(往路経由)…氷山命水15:50 〔歩数12,000歩〕 GPS軌跡

 「氷山命水」の前で登山口を探しているとご主人が出てこられ、尾根筋の道案内をしていただきました。春季の沢筋は、昨年も親娘の陥没落下事故があり、危険だそうです。「氷山命水」の看板の傍から登っていくと、広い草原の斜面にわずかにトレースがついています。トレースを追ってブナ林の中に分け入り、なだらかな小ピークに登り着きます。ここから眼前に、赤倉山の西面が聳え立って見えます。
 地形図とコンパスを頼りに雪道の植林帯を通過し、急登に取り付いて氷ノ山越へ。
 氷ノ山越から、山頂とは反対方向の赤倉山に立ち寄りました。この山は登山道がなく、積雪期しか登れないそうです。
氷ノ山遠望 赤倉山山腹のなだらかな地点から望む 山頂の避難小屋が見える (クリックすると拡大します。)

 赤倉山の山頂は痩せ尾根になっていて、休憩するスペースもありません。中腹のなだらかな箇所まで下り、雄大な氷ノ山を眺めながら、昼食休憩しました。

 氷ノ山越から山頂への尾根歩きは、雪道を1時間20分かかります。足元の尾根道は雪道なのに、左手彼方の鉢伏山はほとんど雪が消えています。赤倉山方面を振り返れば、鉢伏山に至る稜線がきれいに見えました。
 山頂の到着時刻は遅めなので、登山者はすでに下山していて誰もいません。360度の展望が開けていますが、水蒸気で見通しは今一つでした。


 帰路は、往路を下山しました。冬道の下山は、雪が歩幅をかせいでくれるので、早いことといったらありません。富士山の砂走りのように、ズズー、ズズーと下りました。
鉢伏山遠望 手前とは対照的に、積雪はほとんどない
氷ノ山山頂から稜線を振り返る 右端は赤倉山 (クリックすると拡大します。)
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