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氷ノ山1510m 2007/09/01
林道でシカを発見 こちらをうかがっている (殿下コース入口付近)
シカ
登山道のブナ林
ブナ林
大段ヶ平コース〜三ノ丸
 宍粟市戸倉―大段ヶ平登山口(P)10:30…神大ヒュッテ11:15…氷ノ山11:50…三ノ丸12:50〜13:40…(往路経由)…登山口15:30―横行―国道29号 〔歩数13,000歩〕 GPS軌跡 現地案内図

 国道29号沿いのやまめ茶屋から林道に入り、大段ヶ平まで1時間余りの悪路を走行しました。路面は河原敷のようで、ゲンコツ大の石がゴロゴロしています。殿下コース入口でパンクしてしまい、スペアタイアを装着しました。悪路に閉口し、帰路は横行渓谷のルートをとりましたが、このルートはきれいに舗装されていて、往路のことを思えば雲泥の差です。
 大段ヶ平登山口に駐車し、ここから山頂まで2.8km。登山口から続く約1kmのブナ林を抜けると、あとは山頂まで両側を背より高いササが覆っている登山道が続きます。
 山頂直下の古生沼は、植生保護のため防鹿ネットが張りめぐらされていて、登山者も進入することはできません。そのネットに、小鹿が首を突っ込んでもがいているのに遭遇しました。どうすべきか迷っているとき、第1発見者が山頂避難小屋から救援者を連れて到着し、3人がかりでネットからはずして救出してやる現場を目撃しました。
氷ノ山山頂から北に鉢伏山を望む
山頂から鉢伏山を望む
古生沼で小鹿の救出劇を目撃
小鹿の救出劇
三ノ丸から氷ノ山山頂を振り返る
三ノ丸から山頂を望む

 救出された小鹿は口から泡をふいて恐怖に震えていましたが、解放されたと分かると一目散にササの茂みに消えて行きました。


 山頂から片道1時間の三ノ丸まで縦走し、三ノ丸展望台で昼食休憩しました。気温17℃。三ノ丸から振り返る氷ノ山は、見飽きることがないほどすばらしい眺望です。

 三ノ丸(1464mピーク)は、「山と高原地図」(1995年発行、昭文社)では「二ノ丸」と表示されています。「三ノ丸」はさらに南に2.2kmの1182mピークになっています。ただし、注釈で「波賀町(現宍粟市)では三ノ丸と呼ぶ」と付記もあります。地図を見ると、「二ノ丸」に三ノ丸避難小屋があり、ややこしい。同じピークでも兵庫県側と鳥取県側で呼び名が違うということのようです。
氷ノ山に咲いていた花(クリックすると拡大します。)
キツリフネ
キツリフネ
ツルリンドウ
ツルリンドウ
ハナニガナ
ニガナ
サラシナショウマ
サラシナショウマ
ヒヨドリバナ
ヒヨドリバナ
オトギリソウ
コナスビ
ミゾソバ
ミゾソバ
アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
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